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学会活動等

日本高血圧学会 顕彰委員会

残念ながら2020年度の総会が延期となり表彰式が行えませんでしたので、写真と受賞についてのお言葉を掲載させていただきます。

栄誉賞

顕彰委員会で審議の結果、今年度は受賞者無しとなりました。

学会賞

 

2020年度は2名が受賞されました。(名前順に掲載)

伊藤 正明 先生(三重大学)

伊藤正明先生

  • 日本高血圧学会会員の皆様におかれまして益々ご健勝のことと心よりお慶び申し上げます。この度、栄えある日本高血圧学会の学会賞を頂きまして身に余る光栄と存じます。 学会賞の受賞に際しまして、会員の皆様に心より御礼申し上げます。
    私が高血圧の研究にご縁を頂きましたのは、血管平滑筋のトーヌスを制御する分子機構の研究でした。1980年代後半に平滑筋収縮におけるCa2+感受性の制御機構が提唱され、 その中心分子のリン酸化ミオシンを脱リン酸化する酵素「ミオシンホスファターゼ」を同定して、そのアミノ酸一次構造解析を世界に先駆けて行うことができました。 また当時、低分子量Gタンパク質Rhoの標的分子の一つであるRhoキナーゼが発見され、その発見者のお一人である貝淵弘三との共同研究が、Rhoキナーゼによるミオシンホスファターゼのリン酸化が ホスファターゼ活性を抑制することへの発見につながり、平滑筋収縮におけるCa2+感受性亢進の分子メカニズムを解明することが出来ました。本メカニズムは、高血圧や肺高血圧などの分子病態以外にも、 様々な細胞機能に関与していることが明らかにされています。
    日本高血圧学会に入会させて頂いた後、高血圧に関する学術面をはじめ様々なことを学ぶことができ、循環器病の最大のリスクである高血圧に関する臨床研究も行うことが出来ました。 日本高血圧学会は、会員の皆様全体の顔の見えた関係の中で様々な活動が自主的に行われる素晴らしい学会です。このような学会で、高血圧専門医や顕彰委員会などの活動に加え、 JSH2009、JSH2014、JSH2019と3回にわたり高血圧治療ガイドラインの作成にも参加させて頂けましたことは、私にとりまして大変貴重で掛け替えのない経験となりました。 2018年6月には第7回臨床高血圧フォーラムの会長も務めさせて頂き、大変光栄なことと感謝申し上げます。
    この度、日本高血圧学会の学会賞を頂き、会員の皆様方に重ねて御礼申し上げます。最後になりますが、会員の皆様のますますのご健勝と日本高血圧学会の更なるご発展をご祈念申し上げ、 御礼のご挨拶とさせて頂きます。

堀内 正嗣 先生(医療法人 錦秀会 阪和第二泉北病院)

堀内正嗣先生

  • 今回、このような名誉ある学会賞を頂き誠に有難うございます。
    ライフワークと言える、レニン・アンジオテンシン系の研究をご評価いただいたものと自負しております。 現在、基礎研究とは離れ、臨床医として病院の運営に携わっておりますが、今後もこのいただいた賞を励みに精進してまいります。
    長年にわたりご指導をいただいた諸先輩方、研究仲間の先生方に心より感謝いたします。また、アメリカ時代に種々の機会で、日本だけでなく、アメリカを含めた、 海外の諸先輩の先生方とお知り合いになれ、研鑽を積むことが出来た事は私の生涯における貴重な財産です。誠に有難うございます。

 

学術賞

桑原 政成 先生(虎の門病院)

桑原政成先生

  • この度は、栄誉ある日本高血圧学会の学術賞に選んで頂き、ありがとうございました。鳥取大学の久留一郎教授、虎の門病院顧問(前院長)の大内尉義先生、循環器センター内科前部長の故大野実先生をはじめ、 お世話になった多くの先生方からのご指導のお蔭と、心よりお礼を申し上げます。
    これまで高血圧のリスク因子として、尿酸、脂質、血糖、塩分など、食事を含めた生活習慣と強く関わる因子を研究して参りました。特に、聖路加国際病院の健康診断のデータを用いて 「尿酸と高血圧の関係」を示した論文は、私の初めての英語論文で、鳥取大学の学位論文にもなりました。本論文は、Hypertension Research Awardを頂き、そのお陰もあり、 尿酸と腎臓・高血圧の領域で世界の第一人者である、米国コロラド大学のRichard Johnson教授の教室への留学につながりました。留学先でも、尿酸と高血圧の関係について、 Hypertension、PNASなどの雑誌にいくつか論文を出すことができ、今でも、多くの先生方との共同研究を含めて、尿酸と高血圧の研究を継続できていることを幸せに感じています。
    本賞を糧にして、高血圧の研究を更に発展させ、新しいエビデンスを世界に発信し続けていきたいと思います。日本高血圧学会のお蔭でこれまで成長させて頂いており、 恩返しができる人物になれるよう精進していく所存です。今後ともお世話になりますが、引き続きご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

日本高血圧学会 歴代受賞者について

日本高血圧学会 特別功労賞、功労賞(平成21年度まで)

日本高血圧学会 栄誉賞、学会賞(平成22年度から)

日本高血圧学会 学術賞

学術賞の公募について規定規定

日本高血圧学会は、将来の高血圧学の進歩に寄与する顕著な研究を発表し本会の発展に大いに期待される会員を選考し、日本高血圧学会 学術賞を授与いたします。

第11回学術賞

応募締切:令和3年7月5日(必着)

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